タフな人間力と英語力が身につく
僕が1年間の留学先に選んだのはアメリカ西海岸に位置するオレゴン州の Horizon Christian Schoolです。なまりのない標準的な英語が使われる地域であることと、アメリカがどんな国なのかを自分の目で見たかったからです。留学当初は、みんなの会話のスピードに混乱して言葉が詰まることも多かったのですが、速さに慣れると友達との関係が深まり一気に楽しくなりました。現地校に通って8カ月ほど経った春、友達から「おまえは来たばかりの頃、何を言っているか分からなかった」と言われましたが、そんな風に笑い話として振り返れるほど英語が上達したのだと実感。良い友達にも恵まれました。
留学ではリスニングやスピーキングが鍛えられ、実践的な英語力が身につきました。他にも学んだことはたくさんあります。自分から積極的に話しかけないと、誰も自分に関心を持ってくれないということ。相手に期待するのではなく、自分自身が変わらないといけないと学びました。多様な価値観を持つ人たちと暮らす中で、自分の意志で決めて行動する自主性が身についたと感じています。
印象的だったのは、学校主催の「オールナイター」というイベント。クリスマス前に、夜9時から朝7時まで各教室でゲームやアスレチックをして一晩中遊ぶイベントです。日本の高校では考えられないので、衝撃的で楽しかったです。また、放課後は陸上の練習に参加し、大会でメダルをもらったことも良い思い出です。


海外大学に進学して経営を学びたい
淑徳での学びも、留学生活を支えてくれました。中学の国語で触れた百人一首や、淑徳の時間で習う仏教も、外国人に日本文化を一段深く説明する助けになりました。海外で生活することで異なる価値観に触れる機会は増えますが、日本の文化や歴史を理解していることが自分の考え方の土台になり、他者と関わる上での強みになると思います。
帰国後は、淑徳の先生が献身的なサポートをしてくれるので、安心して進学のための勉強に打ち込めます。グローバル・リーダーシップ・プロジェクトでは、「食品ロスにおける教育の重要性」をテーマに探究活動を行いました。小学校でアンケートをとったり、子どもたちが楽しみながら食品ロスについて学べるボードゲームを制作したり、社会の課題解決に深く向き合えたりしたことは良い経験です。
今後も多様な考え方に触れたいので、海外大学に進学することにしました。大学では経営学を学びたいです。幼い頃から通っていたレストランがコロナ禍に廃業してしまい、悲しい思いをしたので、大学で知識とノウハウを学び、将来は国内外の企業をサポートするコンサルタントになりたいと思います。


I・Sさん

留学コース卒業 ワシントン大学進学
